I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
今まで「サス付き革製サドル第一回」,「第二回」,「第三回」,「第四回」,「第五回」,「第六回」の記事で、
昭和20年代後半~30年代前半の革製サドル6種類800系、750系 、900系、500系、600系と1300系それぞれを見て来ました。
そして、前の三つの記事(第七回),(第八回),(第九回) で、
サス付き革製サドルの手入れ用の専用手工具、ハンモックサドル用の「皮張り器」と「バネ開き器」と「サドル(メガネ)レンチ」を見て来ました。
今回は、「サドルナット(移し替え)スッパナー」という手工具 を見てみましょう。(左の工具)
サドルを組み立てる時に、バネをサドルに固定するナットを移動して締めるために使用される工具です。
全体が薄くて、ちょうどいい角度になっているため、狭いバネ・コイルの間に入ります。
一端はナットを一時的に保持できるようにネジ山が切ってあります。
ナットを一端に取り付けて、バネ固定用のボルトに移し替えるまでの落下防止。
ちょうどいい角度になっているため、狭いバネ・コイルの間に入りやすくてナットを工具からボルトに移し替えができます。
「サドルナット(移し替え)スッパナー」は、サドルを組み立てる時に便利な工具です。
次回は、
革製サドルの手入れで使用する別の手工具を取り上げます。