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Channel: 昭和自転車 Vintage Japanese Bicycles
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作業部屋(5)

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I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels!

作業部屋の記事で述べたように、
転居後の片付けや整理をほぼ終えて、やっと作業部屋に手を付けられる状況になりました。
今まで作業部屋(1)では、
作業部屋の心臓になる、古い自転車屋さんの古時計を直し、
作業部屋(2)では、作業部屋の胴体となる作業台を作り、
作業部屋(3)で、使用時に一時的に体の一部となり、まるで「四肢」である、工具でした。
前回の作業部屋(4)では「右手」となる立万力を与え、今回は「左手」を。

右手と同様に左手は自転車修理用に設計された万力の一種で、
「フレーム万力またはパイプ万力」と言います。
見てみましょう。
Img_0552

左側面に穴が二つ。
Img_0556_3

上面も穴が2つ。
Img_0558

右側面は穴が一つだけ。
Img_0559_2

フレーム万力の前半分を取り外し断面的な構造が見えてきます。
各々の溝でフレームを縦、横、斜めに固定できます。
Img_0565_2

畑屋工具カタログから抜粋した図ですが、よく似ています。
(畑屋について作業部屋(3)を参照)
Img_0569

前半分の合わせ面(左側)と後半分の合わせ面(右側)
Img_0566


横に固定
Img_0560

縦に固定
Img_0562_2

斜めに固定 
Img_0563_2

斜めに固定(フレームが逆さま).
Img_0564

作業台の左手と右手
Img_0551


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